本日、ゴー宣道場の締め切りであるとともに、メジャーリーグの最終決戦ワールドシリーズ第6戦があった(全7戦で4勝した方がワールドチャンピオン)。
今回のワールドシリーズは、ヒューストンアストロズ対ロサンジェルスドジャースの闘いである。奇しくもアメリカの超絶偏狭保守地帯テキサス対リベラルの牙城カリフォルニア所在のチームの対決となった。
この第3戦、ある事件が起こった。キューバの至宝と言われたアストロズの5番バッター、ユニエスキー・グリエルが、第3戦先発を務めたダルビッシュからホームランを打った際、ベンチに戻って、アジア人差別の象徴である、両目じりを両手で引っ張るジェスチャーをしたのだ。これをカメラの前でやってしまったために、全世界に配信され、物議をかもした。
グリエル自身は、コミッショナー裁定で来季開幕から5試合の出場停止処分を受けた。このワールドシリーズは最終戦まで出場は許されている。
一方のダルビッシュ。試合後に、囲み取材を受け、記者から「あなたは怒っている?」と聞かれ「めちゃくちゃ怒っています」と言って、直後に笑いながら「No,No,No!」と付け足した。ジョークだ。
そして、こう付け加えた
「やっぱり、ここにいる人たちもそうなんですけど、この世界で生まれた人、誰もパーフェクトな人はいません。彼もそうですし、僕もそうですし、今(質問を)聞いているあなたもそうでしょうし。これによって世界の人がまたひとつ習って、また全世界の人間として、また一歩前に進めたら、結果的にはいいことになるんじゃないかなと思います」(Number.web)
この日の第3戦、ダルビッシュは2回ともたずに、1回3/2で4失点降板という、はっきりいってこの大一番に“背信”の投球をした。普通ならもう登板機会がなくなるか、このシリーズ中だけ中継ぎ降格である。(あのダルビッシュが2回ともたないくらい、メジャーリーグのプレイオフのレベルの高さは尋常ではない。私は日本野球を愛しているが、メジャーの、特にプレイオフのレベルと比べたら、お話にならない。)
しかし、明日11月2日、3勝3敗で迎えた最終戦、ワールドシリーズの最終戦に、ダルビッシュが先発する。すべての命運はダルビッシュの右肩にかかることとなった。
今日の第6戦、ドジャースの本拠地での試合、グリエルがバッターボックスに入ると、テレビが揺れるんじゃないかというくらいのロサンジェルス市民からの地鳴りのようなブーイングが打席中鳴りやまなかった。明日、マウンドにダルビッシュ、バッターボックスにグリエルという瞬間、いったいスタジアムはどのような空気に包まれるのか。
差別的表現に対して、どちらが勝利したかは、上のダルビッシュへの記者への応答で明らかである。
トランプ政権発足の年のワールドシリーズ。テキサス対カリフォルニアという、思想的にも対照的な都市同士の対決で、このような差別的表現が話題となり、その勝負を決するマウンドに当人のダルビッシュが立つというのは、偶然とは思えないめぐり合わせである。一つの時代を象徴する試合になるはずだ。
さあ、次は、グラウンドで、力と力の勝負で、勝利しようではないか。
Go!Darvish!!
「権力と共謀して何がオモロイねん!」
平成29年11月12日(日)午後2時 から
『大阪研修センター 江坂』 にて開催します。
「大阪研修センター 江坂」
(住所:大阪府吹田市江坂町1-13-41 SRビル江坂)は、
JR新大阪駅から地下鉄御堂筋線で4分、または地下鉄梅田駅より9分、
地下鉄御堂筋線『江坂駅』 から徒歩1分です。
「1番出口」から出て、そのまま北へ直進です。
「大阪研修センター 江坂」のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )
詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。
11月12日(日曜)「第3回・関西ゴー宣道場」を開催する。
お題は『権力と共謀して何がオモロイねん!』
ゲストとして「共謀罪」の国会招致で、わしの隣に座っておられた
京都大学の高山佳奈子・刑法教授を迎える。
わしはこの日本の高信頼社会で、もうこれ以上、
権力を強化する必要はないと直感している。
これは表現者としての直感で、「内心の自由を裁く」と
聞いただけで、不愉快になる。
不愉快にならない奴は表現者ではない。
表現者の発想は「自由」を母体として生まれる。
「テロ等準備罪」と法案の名前を変えただけで、
可決される適当さ加減も気に入らない。
「中間報告」という強引な手段で通過させる「熟議無視」の
国会運営も気に入らない。
そもそも、あの金田法相の幼児のような答弁で、
重大な法案を審議していてよかったのかという巨大な疑問が
いまだに消えない。
頻繁にテロが起こっている国ならまだしも、
一回も起こっていないテロに怯えて権力の肥大化を許す
日本人の脆弱さが全然気に入らない。
済んだことだと忘れてしまうわけにはいかない。
一体、権力は何が望みなのか?
国民はなんでこんなに権力に従順なのか?
現在の国家権力の方向性と、国民の性向に重大な危険が
潜んでいるのではないか?そこを考えたい。
総選挙後の政局についても、当然、議論になるだろう。
『権力と共謀して何がオモロイねん!』
このテーマで、自由自在に議論しようと思う。
なにしろ大阪での開催やから、笑いは忘れたらあきまへん。
参加申し込みの締め切りは11月1日(水曜)だ。
今回は期間があまりないぞ。あと3週間やで!
当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。
参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」、もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)を
クリックして、申し込みページにお進み下さい
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい
お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。
※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。
・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
「reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。
「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください
申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。
応募〆切 は 平成29年11/1(水) です。
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております